8月18日に舘鼻漁港(八戸市陸奥湊)で開かれる「八戸花火大会」に役立ててもらおうと8月6日、白山台小学校計画委員会の児童らが同大会委員会に募金活動で集めた3万円を寄付した。
白山台小学校児童による募金活動は今年で5年連続。児童らは花火玉で作った募金箱を5個用意し、学区内の商業施設や公民館など5カ所に7月16日から8月6日まで設置した。募金箱には児童らによる花火やかき氷など夏を連想させるイラストを描いた。
6日に同校で行われた贈呈式では6年生の児童4人から塚原隆市・八戸花火大会会長に目録が手渡された。児童らは「八戸花火大会を盛り上げて明るく豊かな街になるように、全校に呼び掛けて集めたり、地域の店に協力してもらったりして募金箱を置かせてもらいました。今年は市制施行90周年ということで熱心に描き上げました。このお金で八戸港の夜空にきれいな花火を打ち上げてください」とあいさつ。
寄付金を受け取った塚原会長は「皆さんから頂いたこのお金を大事に使わせてもらって花火大会を盛り上げたいと思います」とお礼の言葉を述べた。
同校児童の中川みなみさんは「多くの皆さんに募金に協力してもらってとてもうれしい。その力で八戸がもっと盛り上がってもらいたい」と話す。