親子でバスの営業所を見学・体験する「親子で行く、南部バスの色々を見に行こう!」が8月17日、岩手県北自動車南部バス八戸営業所(八戸市是川)で開かれた。
イベントはショッピングセンター「ピアドゥ」を運営する八戸臨海開発が「夏休みを全力応援・ピアドゥ夏祭り」の一環として企画。普段慣れ親しんでいる路線バスの普段は見ることができない部分を夏休みに体験し、宿題の一助になればという思いから企画した。
開催日は八戸市内の小学校の多くが夏休み最後の週末。参加者約30人はピアドゥから路線バスに乗り込んで八戸営業所まで移動。営業所に着くと参加者が乗車したまま洗車機を通過、いきなりの「洗礼」に参加者から歓声が上がった。
整備工場ドックではヘルメットをかぶり車体の下からハンマーによる点検整備を見学したり、運転手さんの帽子をかぶり自分の暮らす地域を走る路線の車内放送を操作したり、アルコールチェッカーの体験やバス料金の回収を見学。車内でピアドゥのマスコット「くぴあ」のぬいぐるみと自撮りするなど、一日バス三昧のイベントとなった。
八戸臨海開発の熊谷幸さんは「今回初の試みとして南部バスに協力いただき、夏休みの宿題の応援企画として整備工場見学などを考えた。多くの方ご参加いただき貴重な体験をしていただけたのではないか」と話す。
子どもと共に参加した30代の男性は「普段なかなか見ることができないところ、特にバスの車体の下に潜り、点検の様子を子どもと一緒に体験できたのが驚きだった。とても楽しかった」と笑顔で話した。