八戸市内のレストラン・飲食店が参加し、定額でランチやディナーを楽しめるイベント「The Best of グルメツアーズ 2019」が9月1日から開催されている。
地域の食文化の向上と地域活性化を目的に、地元の飲食店が集まって1988(昭和63)年に「味・知・飲・食 八戸グルめぐり」としてスタートした同イベント。現在では「The Best of グルメツアーズ」の名称で開催し、地元の食材に親しみ、多くの飲食店に足を運ぶきっかけとなるイベントとして長年市民に親しまれている。
今年も9月1日から10月31日までの2カ月間、八戸市内の参加店39店が昨年と同様「肉」をテーマに期間限定料理や県産食材をふんだんに使ったコース料理を統一料金で提供。3,800円(税別)の「グルメツアーズ」には35店舗、1,200円(同)の「ランチツアーズ」には12店舗が参加する。
利用客を対象にアンケートを実施し、抽選で143人に参加店で使える食事券や市内ホテルの宿泊券などが当たるほか、コース・ランチそれぞれの「顧客満足度No.1店」を決定する。8月28日には参加店舗の担当者らが顔をそろえ、2カ月に及ぶイベントに向けて気勢を上げていた。
八戸商工会議所観光サービス部会「The best of グルメツアーズ2019」実行委員会 委員長でリストランテ澤内オーナーシェフの澤内昭宏さんは「八戸で肉をテーマにしたイベントはなかなかないので昨年も大きな反響があった。肉と言っても牛肉や豚肉だけではなく鶏肉や鴨肉を使っているお店もある。八戸は魚のイメージが強いが青森の肉を食べて知ってもらいたい。今まで行ったことのない店にもこの機会に足を運んでいただくイベントにしたい」と来店を呼び掛ける。