八戸学院光星高校(八戸市湊高台6)が9月11日、2020年4月から普通科にスポーツ科学コースを、普通科の進学コースに国際教養系を新たに設け、2学科6コースに改編することを発表した。
時代の変化に伴い、生徒の進路目標の多様化が進んできている中、国際化への対応やトップアスリートを目指す人材を育成することを目指し改編に踏み切る。
スポーツ科学コースはスポーツ理論や栄養学、けがの予防や処置など多様な角度からスポーツを探求し、アスリートやスポーツ関係の就職を目指す生徒をサポート。系列の八戸学院大学と連携し、大学講義や大学教員による特別講習などを行う。
普通科進学コースの2年次から選択できる国際教養系では英語教育や異文化理解を中心とした学習を行い、外国人講師との活動を中心とした実践的なアクティビティを通し、海外留学や英会話をマスターし世界につながる仕事をしたい生徒をサポートする。八戸学院グループのフィリピン・CNE1での海外語学研修も含まれている。
小野崎龍一校長は「本校では多様性を重視することを掲げており、生徒たちも多様な価値観を持って入学してきてくれている。その子どもたちのためにできるだけ間口や奥行きを広げたい」と話す。