八戸の酒造会社「八戸酒類」は、「中野の都こんぶ」製造元の中野物産(大阪府堺市)とコラボレーションした新商品「八鶴 都こんぶに合う日本酒」を9月20日から販売する。
コラボ商品は日本酒メーカーのコンサルティング業務を手掛ける、「SBS」(東京都中野区)が企画した「駄菓子専用の日本酒 出来ました」の一環で、全国6社でそれぞれ有名な駄菓子とのコラボ商品を販売する。コラボ商品はほかに「窓乃梅 歌舞伎揚に合う日本酒」「いそのさわ チロルチョコミルクに合う日本酒」「銀嶺月山 でん六豆に合う日本酒」など。
新商品は「都こんぶ」の中野物産と何度も協議を重ね、独特の酸味や触感と相性の良いすっきりとしたやや辛口の味わいに仕上げた。価格は720ミリリットルが980円、300ミリリットルが480円。アルコール度数15度。
八戸酒類営業部部長の下村辰雄さんは「最近、日本酒ユーザーが減ってきている。若い人たちにも日本の国酒である日本酒に親しんでほしい。そのきっかけになればうれしい。『都こんぶ』の特徴ある味に合うように1年以上試作を重ね、すっきりした淡麗辛口に仕上げた」と話す。
八戸市内のスーパーなど全国で販売する。都こんぶとのセット販売はしない。