八戸工業大学第一高校(八戸市白銀町)吹奏楽部の「第48回 定期演奏会」が11月15日、八戸市公民館ホール(内丸)で開かれる。
同校吹奏楽部の定期演奏会は、今年で48回目。例年は八戸市公会堂で開催しているが、本年度は改修工事の影響で八戸市公民館での開催となる。
年に一度の「単独コンサート」を成功させようと、現役部員10人が練習と準備に励んでいる。今回は「在卒合同によるホットなコンサート」と銘打ち、50年近く続く同校吹奏楽部の卒業生の有志約20人も出演。総勢30人ほどの大所帯での演奏会となる。
演奏会は吹奏楽に親しみのない人にも楽しんでもらおうと、さまざまなジャンルの楽曲を組み合わせたプログラムとする。演奏楽曲は、アルメニアンダンスパート1、バラの謝肉祭、歌劇カヴァレリア・ルスティカーナなどの吹奏楽オリジナルやクラシックの楽曲に加え、東京スカパラダイスオーケストラ、嵐、いきものがかりなどのヒット曲、行進曲、ジャズやサンバの定番曲などを予定する。ゲスト演奏者に八戸市出身の打楽器奏者・佐々木啓恵(ひろえ)さんを迎え、ティンパニを披露する場面も。
最後に演奏する行進曲「星条旗よ永遠なれ」では、楽器を持参すれば一緒に演奏に加わることもできる。
11月3日に同校で行われた同校文化祭では、現役生によるコンサートを実施。模擬店のラーメン店の営業の合間を縫って、エプロン姿で定期演奏会をPRした。
吹奏楽部部長で工業科情報コース3年の渡部俊さんは「今回は現役生と卒業した先輩方の合同の演奏会とした。クラシックや吹奏楽の楽曲のほか、多くの人に楽しんでもらえるような楽曲も演奏する。吹奏楽の経験のない人にもぜひ来てほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は18時30分~20時10分ごろ(18時開場)。入場料は500円(未就学児無料)。チケットは当日、会場で販売する。