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八戸「劇団やませ」が45回目の公演 アララギ派の歌人・木村靄村をテーマに

ポスターを手に来場を呼び掛ける大舘登美子代表

ポスターを手に来場を呼び掛ける大舘登美子代表

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 八戸を中心に活動するアマチュア劇団「劇団やませ」の公演「野の花のように」が11月20日、八戸市公会堂文化ホール(八戸市内丸)で開かれる。

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 同劇団は1971(昭和46)年11月に旗揚げ。「地域に根ざした演劇」を目ざし「郷土の人物」を題材に「郷土の言葉」を用いてオリジナルの演劇を創り続けている。

 第45回となる今回は、1927(昭和2)年に八戸市小中野町に書店を開設・経営しながらアララギ派の歌人として多くの秀歌を残し、八戸市内の若い歌人たちを育てた「木村書店」の店主、木村靄村(あいそん)にスポットを当てた「野の花のように」。靄村の生誕120年も記念している。

 劇団を主宰する大舘登美子さんは「『やませ』はいつも、八戸市の過去の事件や人物にスポットを当ててきた。今回の木村靄村さんは、昭和の後半まで生きていた方。そういう人を取り上げる難しさもあったが、靄村さんの存在、後の時代の人たちにも影響を与えたということが伝わるように、地元愛にあふれた舞台を作り上げた。ぜひ、皆さんに見てほしい」と来場を呼び掛ける。

 開演は13時と18時の2回。前売りは、一般=2,000円(当日2,300円)、小中高生=600円(同700円)。木村書店(小中野)、八戸市公会堂(内丸)、ラピア(江陽)、三春屋(十三日町)、さくらの百貨店(三日町)と、はっち(同)などの市内プレイガイドで取り扱う。

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