![サンタ号](https://images.keizai.biz/hachinohe_keizai/headline/1575276898_photo.jpg)
ケーキ店・アルパジョン(八戸市下長)と運送会社伊藤商事(新井田)によるアドトラック(広告用宣伝トラック)「サンタ号」が11月30日、今シーズンの運行を開始した。
サンタ号は「子どもたちに笑顔と幸せを届けたい」という両社の思いが合致して2017(平成29)年11月に誕生。車両には両面に大きくサンタクロースやクリスマスのイラストが描かれ、運転席もツリーなどクリスマスの装飾が施されている。これまで2年間、幼稚園や保育園、病院や老人施設を多数訪問。サンタ姿のドライバーと運転席で記念写真などを撮ることができ子どもたちや家族連れ、カップルらから好評を博している。
今年は11月30日から12月3日までの行程で、八戸を出発して太平洋沿いを南下し、宮城県丸森町や福島県いわき市や本宮市など台風19号で浸水被害に遭った地域の避難所や児童施設を訪問し、菓子をプレゼントする。その後、八戸に戻り25日まで市内を走行するほか、各施設への訪問やイルミネーションイベントなどへの参加を予定。最新の運行ルートなどはツイッターアカウント「アルパジョン サンタ号」で確認できる。
サンタ号では、駐車している際の巻き込み事故や第三の車両との事故、並走した際に気を取られて前方不注意などの交通事故に遭わないよう注意を呼び掛けている。
アルパジョン代表の松坂和治さんは「サンタ号と出会った方が一人でも多く喜んで、幸せな気持ちになってもらうことが我々チームの願い。今年も夢や幸せを届けますので楽しみに待っていてください」と話す。