事業者自身によるプレゼンテーション型商談会「アクティブラーニングセミナー『にっぽんの宝物グランプリ』」の青森県大会が12月2日、八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で開かれた。
地方に眠る食の「宝物」を掘り起こす「にっぽんの宝物グランプリ」は、10月4日に1回目、同21日に2回目、11月11日に3回目のセミナーを行い、この日行われた青森県大会では5事業者が開発までのストーリーと商品の魅力をプレゼンを通じてアピールした。
審査の結果、グランプリにコンセファーム(おいらせ町)の「~ひとふりでレストラン~ コンセハーブソルト」、準グランプリには、「ワルンサニー(おいらせ町)&酒BARつなぐ(八戸市)」のコラボ商品「グラノーラde旅する青森 ~元蔵人の甘酒と共に~」が選ばれ、今月14日に東京で行われる全国大会への出場権を獲得した。
審査員を務めた「VISITはちのへ」事業局次長の酒井敦さん「5事業者とも何回かのセミナーを経て、プレゼンテーションの面や、料理をどのように出すかなど、とてもブラッシュアップされていた。審査はかなり白熱したが、最後は『青森の食材』というのが決め手になった」と話す。
グランプリを受賞したコンセファーム代表の赤石英二さんは「周りからいろいろと言われたこともあったが、自分を信じてやってきて良かった。積み重ねてきたことの成果が認められたのだと思う。とてもうれしい」と喜ぶ。