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八戸で地元の言葉「南部弁」に親しむイベント コントや演劇で楽しみながら

ステージの様子

ステージの様子

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 青森県南部地方の方言を見直し学ぶイベント「はっちがずっぱど南部弁 うん、これァよごあんすナ」が12月7日・8日、八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で開かれた。

 同イベントは2012(平成24)年に亡くなった南部の郷土史家・正部家種康さんの一周忌をきっかけに2013(平成25)年に始まり、今回で7回目。同じ青森県の津軽弁に比べ特に若年層の間で衰退が著しい南部弁を、後世に伝えたいとの思いから始まり、タイトルの「これァよごあんすナ」は南部弁で「これは良いものだ」を意味する。

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 南部弁のコント・バラエティーショーの「待だせだなす!年に1度の南部弁バラエティーシアター全員集合だす」には青森県南地方を中心に活躍するタレントが勢ぞろいし、十日市秀悦さん、瀬川さとしさん、大地球さん、中島美華さん、あどばる~ん、山田夢子さんらが出演。昼の部・夜の部とも満席となった。

 ステージではオープニングコントの後、出演者それぞれが考案した南部弁の標語を披露しながら登場。高校生を招き入れ、高校生が知っている南部弁の紹介、正しい発音&使い方の指導。その後に地元タレントが講師となって、よりコアな南部弁の講座。高校生を交えての南部弁コント。最後には内丸山車組の小学生が木やりを披露。八戸のみならず青森県内各地から観客が集まり、笑いに包まれた2時間超えのステージとなった。

 十日市さんは「子どもたち、若い人たちに使ってもらうためにはどうしたらいいか、ご覧いただいた皆さんが考えてくれる舞台にしていきたい。子どもたちが都会に出て、お正月や年末に帰省した時に標準語で迎えると八戸に帰ってきたという気持ちになるかどうか。その危機感というか、無くならないでほしいという気持ちで、ふるさとの言葉が残れるようにやっていきたい」と話す。

 出演した八戸東高1年の茅森恵さんは「今回参加してみて、たくさんの南部弁を学べた。これから生かしていこうと思う」、同2年の佐々木彩さんは「昨年に続き2回目だったが、南部弁についてより詳しく知ることができて楽しかった」とそれぞれ話す。

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