小林眞八戸市長は12月17日の定例会見で「2019年八戸市10大ニュース」を発表し、1位には「『YSアリーナ八戸』完成記念式典及び竣工記念音楽フェス『WORLD HAPPINESS』開催」が選ばれた。
八戸市10大ニュースは、市が所管する事業や市内で起きた出来事の中から、市政記者クラブの報道機関各社、市政モニター、市長と2人の副市長の投票で決定する。
1位となったYSアリーナ八戸は、国内3カ所目の屋内スケート場として今年完成し、会場に高橋幸宏さん、槇原敬之さん、ゴスペラーズなど全6組が出演する同イベントを8月24日開催し1万人が来場。9月29日のオープニングイベントには平昌オリンピックスピードスケート女子500メートル金メダリストの小平奈緒選手らによるトークショーが行われた。
2位は「5月1日 八戸市市制施行90周年に」。1929(昭和4)年5月1日に八戸町・小中野町・湊町・鮫村が合併して八戸市が誕生してから今年で90周年を迎えた。
3位は「小学生女子児童切りつけ事件発生」。4位は「長根リンク 半世紀の歴史に幕~思い出 七色の銀盤に~」、5位は「みちのく潮風トレイル全線開通」となった。
小林市長は「八戸市市制施行90周年については。港から地域振興を図っていこうという先人の強い思いで合併が実現したと伺っている。その10年後の1939(昭和14)年には貿易港に指定されているので開港80周年の年でもあった。そういった節目の年に今後の八戸の発展を展望する年だったと思う」と話す。