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八戸市中心街で「消防団出初式」 団員1100人が分列行進やまとい振り披露

「八戸市消防団出初式」の様子

「八戸市消防団出初式」の様子

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 八戸市消防団が毎年恒例の「八戸市消防団出初式」を1月19日、八戸市内中心街などで行った。

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 1100人以上の団員が小林眞市長らの観閲を受け、分列行進やまとい振りなどを披露。車両を従えて三日町から荒町までの間で力強い分列行進を行い、沿道に詰め掛けた市民たちから拍手を浴びた。

 八戸市公民館ホールで行われた式典では、小林市長が「近年多発している大規模災害に対処するためには、消防団員の皆さんの力が不可欠。今後も地域の安全確保に尽力してほしい」と呼び掛けた。関係者の訓示や祝辞の後、八戸警察署長の万歳三唱で締めくくった。

 消防団本部分団長まとい隊長の二澤平(にさわたい)登さんは「今日着ている刺子半纏(さしこばんてん)は大正13年のもの。消防本部に寄贈されていたのを借りてきた。今日のまとい振りは、一文字振り14本、やっこ振り7本、の計21本。館地区、上長地区に途絶えていた一文字振りを伝承、指導してきた」と誇らしげに話す。

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