サッカーJ3の「ヴァンラーレ八戸」は、食品加工卸販売業「味の海翁堂」(八戸市岬台4)が協力開発した「ヴァンラーレ八戸オリジナルせんべい汁」を4月から試合会場などで販売する。
以前からファンやサポーターの間で「八戸地域の郷土料理である八戸せんべい汁を販売してほしい」という声があり、その声がきっかけとなった。商品はヴァンラーレ八戸のチームカラーの緑をあしらったパッケージで、青森県産小麦の「ねばりごし」を使ったもっちり感のあるせんべいが6枚、「青森シャモロック」でだしを取ったスープ3袋が付いた3人前のセット(660円)。発売日は4月1日。
ヴァンラーレ八戸代表の細越健太郎さんは「地域振興につなげたいという我々の思いに共感していただき、大変感謝している」、味の海翁堂社長の槙一郎さんは「今回のコラボで、地元のチームと組むことで少しでも八戸市が盛り上がればいいと思い、喜んで引き受けた。地元の方々のみならず、アウェーでも販売し、食べてもらって、八戸の認知度が上がり、交流にもつながればいい」とそれぞれ話す。
ホーム戦時の八戸市プライフーズスタジアム(市川町)や八食センター(河原木)、八戸市内のよこまちストア、ファミリーマート、アウェー戦会場などで販売予定。売上金の5%はチームの強化費に充てられる。