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JR東日本八戸線が全線開通から90周年 八戸駅構内に横断幕やタペストリー

八戸駅に掲げられた横断幕

八戸駅に掲げられた横断幕

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 JR東日本八戸線が3月27日、八戸駅~久慈駅間の全線開通から90周年を迎えた。

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 八戸線は1894(明治27)年1月4日に尻内駅(現在の八戸駅)~八ノ戸駅(現在の本八戸駅)間で運転を開始。1930(昭和5)年3月27日に久慈駅まで延伸し、64.9キロメートルが全線開通した。1971(昭和46)年2月1日に八ノ戸駅が本八戸駅に、同年4月1日に尻内駅が八戸駅に名称を変更した。2011(平成23)年3月11日に発生した東日本大震災では全線不通となったが、約1年後の2012(平成24)年3月17日に全線で運転を再開している。

 JR東日本青森支店では、八戸駅や本八戸駅など主要6駅に90周年の節目を祝う横断幕をおよそ1年間にわたって掲示。八戸駅には社員がそれぞれデザインした90周年ロゴマークをあしらったタペストリーがお目見えしているほか、八戸線の特徴や過去の出来事を写真で紹介するスライドを上映。八戸線関連の新聞記事や歴史が分かる資料も展示している。記念セレモニーも予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて中止となった。

 八戸駅副駅長の田中志穂子さんは「新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、現在駅では手洗いやマスク着用の徹底、車両の消毒など衛生管理を徹底している。ぜひ終息した時には八戸線や新幹線をたくさん利用してほしい」と話す。

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