八戸ワイナリー(八戸市本徒士町)が八戸市南郷地区で2019年に収穫されたブドウを使った新作赤ワイン「彩 IRODORI 2019」を4月15日、販売を開始する。
新作ワインに使ったブドウはキャンベル・アーリー、ピノノワール、メルローの3種。イチゴやサクランボの果実のような香りが特徴で、爽やかな酸味が感じられる落ち着いた味わい。和食にも相性が良いといい、ラベルに和紙を使い、デザインも和をイメージした。
同社営業部部長の中野智広さんは「新作ワインは八戸産のブドウを100%使用している。和食はもちろん、魚介、肉料理との相性がいいと思う。魚介ならブリの照り焼き、肉なら鶏の照り焼き。タンクで熟成している段階で、春っぽいニュアンスを感じたので、春(花見)の時期にリリースすることを考えた。今年はお花見ができないが、家飲み需要が高まっているので、少しでも春のニュアンスを感じてもらいながら飲んでほしい」と話す。
生産本数は1390本。750ミリリットル、1,800円。同社直営ショップ「ヴァンタス」(長横町)、八戸市内の三春屋、スーパーなどで販売する。