ホテルの庭園で肉料理を楽しむ「ミートガーデン」が5月17日、八戸パークホテル(八戸市吹上1、TEL 0178-43-1111)で始まった。
同ホテルのビアガーデンの営業開始は、初夏の風物詩として八戸市民に親しまれている。今年は、毎年恒例のビアガーデンを、肉を主役として名称も「ミートガーデン」とした。家族層もターゲットとして日曜にはランチタイムにも営業するなど「飲」から「食」へ目玉をシフトする。
主なメニューは、生ラムジンギスカンコース(ドリンク別、2,900円)。飲み放題付きメニューはジンギスカン、青森シャモロック、五穀味鶏、美保野ポークを堪能する「味くらべコース」(6,500円)、魚介類が主体の「シーフードコース」(6,000円)、生ラムジンギスカンコース(5,300円)など。牛フィレ肉やオマールエビ含むハイグレードコース(7,800円)、「プレミアムコース」(9,800円)も用意する。飲み放題コースはキリン一番搾り、ハートランド、日本酒、焼酎、ウイスキー、ワインなどが2時間飲み放題となる。
新型コロナウイルス感染拡大予防として通常よりテーブルや席を減らし一卓の人数を3人として、テーブルの間隔を開けて配置する。入場時に手指消毒と非接触式体温計で検温を徹底する。
オープン初日はあいにく薄曇りの天候だったが、定時にはほぼ満席。業務用の大型ヒーターが2基稼働していたため、庭園という屋外であっても肌寒さはあまり感じず、家族連れらがソーシャルディスタンスを保って飲食を楽しんでいた。
同ホテル食堂宴会部次長の高森亘さんは「例年はビアガーデンと称したパーティだが、今年は肉・シーフードなど食材を提供したくミートガーデンという名前にした。ソムリエもいるので、食事に合わせた飲み物も楽しめる。テーブルの状況など、事前に電話して確認もできる」と話す。
営業時間は17時~21時(日曜は12時~15時も営業)。9月15日まで。