JR八戸駅で新型コロナウイルスの収束を願うメッセージを込めた駅員制作のポスターが5月から、駅構内に掲示されている。
JR東日本盛岡支社管内の各駅では感染拡大防止の対策や新しい生活様式を呼び掛ける内容のポスターや横断幕を5月中旬から掲示している。ポスターは各駅の社員が文面やデザインを自ら考えたオリジナルの作品。
八戸駅では「日常が戻ったらまた会いましょう」のメッセージと、八戸線全線開通90周年を記念したロゴ、「#八戸からはじめよう」がデザインされたポスターを掲示した。その後、緊急事態宣言が全国で解除され、新しいステージに移行したことを踏まえ、第2弾のポスターを作製した。「昨日より今日 今日より明日 一歩ずつ未来へ」のメッセージや、八戸駅をはじめ沿線各駅やグループ会社の社員の写真がデザインされたものなど全4種類が6月10日から掲示されている。
季節感を感じてもらえるようにと七夕をイメージした短冊風のデザインに仕立てるなど工夫している。今後も状況を鑑みて、第3弾のポスターも検討している。
同駅駅員の小原直人さんは「足を止めてポスターをご覧になるお客さまが増えてきたと実感しておりうれしく思う。お客さまへの感謝の気持ちを伝えるために今できることを率先して行い、安心してご利用いただける駅づくりを行っている。八戸駅をご利用の際はぜひポスターをチェックしてほしい」と話す。