新型コロナウイルスの影響で開催を中断していた八戸市六日町商店街振興組合(八戸市六日町、TEL 0178-46-4650)の市日「六の市」が6月6日、再開した。
「六の市」は毎月6日、16日、26日に実施。6月16日には、六日町には朝から10店ほどが出店。山菜や果物、花、総菜などが並び、買い物に訪れた市民が店主らと談笑しながら商品を買い求めていた。同振興組合の松井正文理事長は「出店している皆さんにもそれぞれ生活があるので、再開できて良かった」と話し、笑顔を見せていた。
松井さんは「六日町は、長年『六』の付く日に『六の市』を開催していたが、新型コロナウイルスの影響で休んでいた。この6月6日から『六の市』を再開した。出店する皆さんは以前と変わらず、明るく楽しく販売をしているし、いらっしゃるお客さまも気楽に立ち寄ってくださっている様子なので、これからも頑張ってほしいと思っている」と話す。
出店していた70代の女性は「こうやってお客さんと話して、買ってもらって、楽しい。年は取っているけど、ここで商売するのが生きがい。まだまだ元気だよ」と再開を喜ぶ。
「六の市」の営業時間は出店者ごとに違いはあるが、8時ごろから夕方ごろまで。出店を希望する人は六日町商店街振興組合事務局まで電話で申し込む(月曜・水曜・金曜)。