八戸市の是川地域で地域に根差したあおぞら市の1周年を記念し「是川新鮮あおぞら市 おめでとう1周年」が開かれ、7月10日、地域の子どもたちが応援のダンスや鼓笛で祝福した。
同あおぞら市はスーパーマーケットの撤退に伴って、古い住民のために地域に根付いた市として地域住民のボランティアが開催。ほぼ1年前から、毎週末の金曜・土曜・日曜に開催している。以前はテントを設営しての文字通り「青空市」だったが、現在は空き店舗を活用。旧「これかわストア」(八戸市是川1)跡地でも食品日用品を販売している。
あおぞら市では近くの農家から、野菜や米を預かってボランティアスタッフが販売。くしもち・豆腐田楽・やきとり・天ぷらなどもその場で調理・販売している。
「おめでとう1周年」では11時からのマリアンハウス幼稚園の鼓笛演奏やこどもの城保育園のダンス披露に、1時間以上前から保護者が詰め掛けた。買い物客らには事前に告知がされなかったため「何事が起きたのか」とびっくりする人も。
是川団地町内連合会会長の佐々木春雄さんは「1週年を迎えることができたということで、ちょっと記念すべき行事をささやかにやりたいなと考えた。地域内の幼稚園・保育園の方にお声掛けしたら快く受けていただき、行事として開催することができた。非常にありがたい話」と話す。