八戸市は現在、新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みとして「はちのへwithコロナあんしん行動サービス CODE8」を行っており、市民に積極的な登録や申請を呼び掛けている。
サービスは、八戸市内の公共施設や観光施設、飲食店やイベントなどにおける新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために立ち上げた。施設や店舗などに掲示されたポスターのQRコードを読み取って登録をすると、登録した同じ日・同じ場所を利用した人の中から感染者が確認された場合、感染症に関するお知らせや注意事項などが記載されたメールが届く。
QRコードが掲載されたポスターは8月16日時点で八戸市内の公共施設80カ所、飲食店などの民間事業者で316カ所に掲示されている。これまでの延べ登録者は8月16日で1万件を超えている。6月は約3000件、7月は約5000件と、ポスターを設置している施設数が増えたこともあり、登録者数も増加している。
八戸市ではPRとして、広報への掲載やチラシの配布のほか、マチニワのビジョンで動画を上映したりフリーペーパーに広告を掲載したりするなど周知に力を入れている。
飲食店などの事業者やイベントなどの主催者は、市のホームページから申請することで、QRコードが掲載されたポスターを受け取り、掲示することができる。
事業を担当する市総合政策推進室の須藤貴景さんは「ポスターを見掛けたらQRコードを読み込んでいただき、『新しい生活様式』における自身の行動履歴の把握に役立てほしい」と話す。
飲食店などの事業者やイベントなどの主催者は、市のホームページから申請することでQRコードが掲載されたポスターを受け取り、掲示することができる。問い合わせは電話(TEL 0178-43-2162)で受け付ける。