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八戸・史跡根城の広場で「史跡根城まつり」 約7カ月ぶりのイベント開催

「史跡根城まつり」の様子

「史跡根城まつり」の様子

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 地元の歴史や文化に触れられるイベント「第26回史跡根城まつり」が10月3日、史跡根城の広場(八戸市根城)で開催された。

 史跡根城の広場は、青森県内では弘前城と並んで日本100名城に指定されている根城南部氏の城。1334年に現在の山梨県から移住した南部師行(もろゆき)が築城し、遠野市に領地替えになるまでの約300年間にわたって八戸の政治の中心として機能した。

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 祭りは1994(平成6)年に平屋建ての城や郭(くるわ)全体が復元されて以降続いている恒例イベント。今年は春の史跡根城さくらまつりや、ゴールデンウイークの「鎧(よろい)と小袖姿で記念撮影」などのイベントを中止。2月の史跡根城えんぶり撮影会以来、約7カ月ぶりのイベント開催となった。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、入場時の検温、連絡先の記入、マスクの着用の確認などを実施。例年行っていたよろいや小袖の着付け、野だて、護摩焚き(ごまだき)などを中止したほか、ステージ企画の出演団体を約半数に減らすなどした。主殿付近のエリアは入場者数を最大100人に制限した。

 ステージ企画では千葉学園高校の生徒が八戸市博物館の指導の下で制作した中世の衣装の披露や、市立白山台中学校、根城中学校吹奏楽部による演奏、えんぶりや神楽の伝統芸能の披露など、12団体が出演。このうち、高館駒踊のステージでは鮮やかな衣装に身を包んだ子どもたちが元気いっぱいに舞を披露し、会場は拍手に包まれた。祭りやイベントの中止や縮小が続く中、今回が今年初のステージとなったという。

 この日は、史跡根城の広場や隣接する八戸市博物館も無料開放。史跡根城の広場では、史跡根城ボランティアガイドによる解説やクイズラリーを実施した。

 史跡根城の広場事務局の小田勝子さんは「コロナ禍の中、お客さまや出演者の協力で開催することができた。ステージ企画も楽しんでもらえたと思う。好評をいただき、ありがたい」と話す。

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