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八戸酒造の「酒粕バスボム八仙美人の湯」、土産コンテストで優秀賞に

優秀賞を受賞した「酒粕バスボム八仙美人の湯」

優秀賞を受賞した「酒粕バスボム八仙美人の湯」

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 八戸の酒造会社「八戸酒造」(八戸市湊町)のオリジナル入浴剤「酒粕(かす)バスボム八仙美人の湯」が、第7回新東北みやげコンテスト(仙台市産業振興事業団主催)で優秀賞を受賞した。

 コンテストは、バイヤーや消費者に向けた商品PRや販路開拓を支援する目的で開催。今回は、過去最多の273品の応募があった。同社は初めての参加で最優秀賞に次ぐ優秀賞に輝いた。青森県ではこのほか、ケサノフウケイ(黒石市)の「だけきみあいす」も優秀賞に選ばれている。

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 受賞した入浴剤は、同社の銘柄「陸奥八仙」の酒かすにショウガパウダーや粗塩、肌の保湿に良いとされるプロテオグリカンなどを組み合わせたもの。2017(平成29)年に開発に着手し、約1年の開発期間を経て、2018(平成30)年12月に発売した。入浴剤の発売は同社初。日本酒に興味のない層に向けた商品を検討していたところ、青森県が取り組むプロテオグリカンを活用した産業創出が重なった。銭湯の帰りに同社に立ち寄って酒かすを買い求める近隣住民も多く、「きっと美容に良いに違いない」と入浴剤の開発のアイデアが出たという。

 原材料は東北産にこだわり、粗塩は岩手県野田村の「のだむら」が製造。野田港の地下海水を4日間煮詰めて製造した粗塩を使っている。東日本大震災で被災し高台に移転した同社を支えようと、野田村産にこだわった。ショウガパウダーは、宮城県登米市の「おっとちグリーンステーション」が製造している。

 バスボムの加工は、奈良県生駒市のロイドアンドカンパニーに委託。杉球に似せて球体に仕上げた。パッケージは、十和田市でコピーライトやデザインを手掛けるユニット「JItoZU(字と図)」の吉田進さんが担当。酒の銘柄「陸奥八仙」の由来である中国を代表する8人の仙人「酔八仙」から、女性の仙人「何仙姑(かせんこ)」が入浴している場面を描いた。気軽に手に取ってもらえるよう、なるべく大きく見えないように工夫したという。

 イベントなどでの販売も好調で、日本酒を手に取らない客も「入浴剤なら」と買い求めることも。昨年はバスボム製作が体験できるワークショップも開いた。

 八戸酒造の今川和佳子さんは「日本酒の酒蔵ならではの酒かすを使って作った商品。プレゼントに使ったり、日本酒に興味がない人にも日本酒に思いをはせながら入ったりしてほしい。いろいろな人が携わってできあがった商品なので、皆さんに知ってもらえたら」と話す。

 ナチュラル、ローズ+ゼラニウム、ユーカリ、ラベンター、イランイラン、スウィートオレンジ+シダーウッドの6種類の香りを用意する。1個748円。八戸酒造のほか、カネイリミュージアムショップ、ユートーリー、八食センター、アスパム、A-factory、カネイリスタンダードストアエスパル仙台、眞野屋と通販サイト「Qoo10(キューテン)」などで扱う。

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