図書館職員が所蔵本を分類する際に使用するNDC(日本十進分類法)を擬人化したオリジナルキャラクター「分類女子。」を八戸市図書情報センター(八戸市尻内町)が考案し1月5日から、フェアを開催している。
NDCは、0~9の数字を使って本を内容ごとにグループ分けしたもので、図書館などで分類に使用している。同センターでは昨年8月に「分類男子。」を創作し、今回が第2弾となる。
今回登場するのは架空の高校に通う8人の女子高生と教員1人、そして理事長の知り合いのウェブライター1人の計10人。それぞれに、金浜、鮫(さめ)、種差など八戸地域の駅名にちなんだ姓を持つ。図書の分類に応じた趣味や性格も合わせ持つ。彼女達が推薦する本には、ポップが挟んであり、本を借りる際の情報提供の役割も担う。
同センター統括責任者の大久保友子さんは「昨年8月の『分類男子。』に続いての『分類女子。』。分野、性格に合わせた本を推薦しているので、これを見て、若い人たち、センターを利用する人たちに図書館に興味をもってほしいと思う」と話す。
開館時間は、月曜~金曜=10時~20時、土曜・日曜・祝日=10時~18時。今月28日まで。