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八戸で幼児保育学科学生が「ミニオペレッタ」 脚本や衣装も学生が担当

「ミニオペレッタ」練習の様子

「ミニオペレッタ」練習の様子

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 八戸学院大学短期大学部幼児保育学科の学生が歌劇「子どもフェスタ ミニオペレッタ」を2月20日、八戸市公会堂(八戸市内丸1)で開催する。

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 次世代を育成する事業を行っている「はちのへ未来ネット」(代表 平間恵美)では、毎年この時期に「こどもフェスタ」を開催していたが、第16回を迎える今年は新型コロナウイルスの影響で例年のような開催を断念した。八戸学院大学短期大学部幼児保育学科の学生たちによる「ミニオペレッタ」の上演のみを、改装が終わったばかりの八戸市公会堂で行うこととした。

 演目は「ぞうのたまごのたまごやき」「緑の星」「はだかの王様」「スサノオの冒険」の4つ。八戸学院大学の体育館では、出演者たちが練習し、終了後には各班が集まってそれぞれ改善点を話し合っていた。学生たちは「振付は自分たちで考えた。衣装は全部手作り」「初めの頃の振りをだいぶアレンジした」などと話し、公演に向け全力を傾ける。同科2年の紺野兼如(ともゆき)さんは「これから仕上げの段階に入る。楽しさを届けたい」、同赤沼咲良(さくら)さんは「台本を修正し、面白さを加えた」と、それぞれ話す。

 同科准教授の中嶋栄子さんは「9月に後期授業が始まってから、グループに分かれて演目を決め、それから台本、キャスティングを決めて進めた。卒業公演でもある『ミニオペレッタ』は、2年間の幼児保育学科の集大成。保育士の卵たちが、自分達で脚本を書き、衣装を作り、歌やダンスを練習し、協力し合いながら作り上げたもの。ぶつかったりもしていたが、忍耐と寛容、愛の精神で、グループ活動を通して得た学びを、4月からの社会人生活に生かしてほしい」と話す。

 10時開演。入場無料。

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