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八戸市美術館紹介リーフレット完成 市内の学校・公共施設や商業施設で配布

完成した新美術館紹介リーフレット

完成した新美術館紹介リーフレット

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 今年11月ごろの開館を予定する八戸市美術館(八戸市番町)の紹介リーフレットが3月下旬から八戸市内の小中学校や公共施設、商業施設などで配布されている。

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 古い八戸市美術館は1986(昭和61)年に開館、建物は1969(昭和44)年に建設された旧八戸税務署庁舎を改装し利用していた。老朽化や耐久性に問題があることから2016(平成28)年に新しい美術館の基本構想策定に着手、2019年に建物工事に着工、2020年度に建物が完成し、今年11月ごろに開館を予定する。

 新しい美術館のコンセプトや活動を紹介するリーフレットはA4版サイズ両面4枚分のサイズで5万部作成。リーフレットのデザインは、八戸市美術館のロゴマークなどを手掛けたLABORATORIES(ラボラトリーズ)の加藤賢策さんが担当。イラストは新地健郎さんが担当した。リーフレットには美術館でのプロジェクト型活動や建築の概要、シンボルマークの由来、イラストでの館内紹介などが記載されている。

 同館学芸員の篠原英里さんは「新しく開館する八戸市美術館のコンセプトや考え方、目標や活動などを皆さんに紹介するリーフレットが完成し配布する。同じ内容のものが八戸市美術館のホームページからもダウンロードできるが、もっと広く伝えたいので、リーフレットを配布することにした。八戸市美術館の開館が11月ごろということで、現在は美術館の職員や学芸員たちも一生懸命開館の準備をしている。開館したら、皆さんにたくさん来ていただければと思っている」と話す。

 リーフレットの配布は八戸市以外では全国の美術館などでも配布する。

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