八戸で太陽光発電所見学会、市民20人が環境について学ぶ

八戸太陽光発電所の職員の説明に耳を傾ける参加者

八戸太陽光発電所の職員の説明に耳を傾ける参加者

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東北電力八戸太陽光発電所(八戸市河原木)で6月22日、見学会が開催された。

東京ドーム1個分の敷地で約500世帯分の電力をまかなう

見学会は、6月の環境月間に合わせ八戸市環境部環境政策課が環境について学ぶ「エコツアー」として企画したもの。エコツアーは2004年から毎年行われ、今回で9回目。過去、ごみ焼却施設や古紙リサイクルセンターなどを見学した。

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 今回のツアーに参加した市民20人は、東北電力八戸技術センターで太陽光発電の仕組みや八戸太陽光発電所の概要を職員から説明を受けた後、実際に太陽光発電所の施設を見学した。

 同発電所は東北電力初のメガソーラー太陽光発電所で、昨年12月20日に運転を開始した。敷地面積は東京ドーム約1個分(5万平方メートル)で、出力1500キロワット、発電電力量は年間160万キロワット時(一般家庭約500世帯分)を見込む。設置されている太陽光パネルは約1万枚。

 北東北では降雪量が比較的少ない八戸。年間の日照時間も1925時間と仙台や東京よりも長いことから、高い設備利用率を期待できる。一方で、太陽光発電はコスト面や、火力発電所と比較して300倍もの敷地面積が必要になることや、天候任せの運用を強いられる点など、まだまだ課題も多い。

 今回のツアーを企画・担当した同市環境部環境政策課の新山雄太さんは「例年より申し込みのスピードが早く、エコに関する意識の高まりや、太陽光発電への注目度の高さを感じた。参加者は、普段は入れない太陽光発電所の施設に実際に入ることで、環境問題をより身近に感じることができるのでは」と話す。

 同市では環境月間に合わせ、「未来をつなぐエコの環づくり」をテーマに「省エネルギーセミナー」「水生生物調査」「環境騒音調査」「環境学習会」「河川敷の清掃と花壇の整備」「悪臭パトロール」なども行う。

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