八戸で観光遊覧船から「工場萌え」-マニアが工場夜景撮影会

観光遊覧船からの撮影に興じる「工場萌え」の参加者

観光遊覧船からの撮影に興じる「工場萌え」の参加者

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 八戸で6月18日、観光遊覧船から工場夜景を楽しむ撮影会「八戸観光遊覧船から見る工場夜景撮影ツアー」が開かれた。ツアーは、SNSを中心に活動する「八戸工場撮影ファンクラブ」(メンバー約70人)が企画したもの。

製鉄所などの工場群に歓声とシャッター音が響いた

 参加者30人は観光遊覧船「はやぶさII号」に乗り込み、約90分間、海から工場景観を楽しんだ。陸からの撮影には慣れている工場撮影マニアも、船が揺れることから悪戦苦闘する姿も見られた。それでも、普段とは違う角度から見る工場景観を楽しんだ。

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 工場鑑賞を趣味とすることが「工場萌え」という言葉とともに近年広がりを見せている。「工場萌え」の言葉の火付け役ともなった「工場萌え」(東京書籍)著者の大山顕さんの新刊「工場」(メディアファクトリー)に八戸地域の工場景観も掲載されるなど、同地域の工場景観も見直されている。

 同クラブの発起人の聖幸さんは「2年前にも同じような撮影会を企画したことがあるが、震災の影響もあり、その後は中断していた。今日は500枚くらい撮影した。今回また、同じ趣味を持つ仲間と一緒に撮影ができてうれしい。機会があればまた企画したい」と興奮気味に喜びを語った。

 「はやぶさII号」の岩見富光船長は「工場撮影マニアの方が乗るということで、工場景観を意識して見るようになり、自分も今までと景色が違って見えてきた。以前より工場に少し詳しくなったかな。観光遊覧船は通常は日中の運航だが、機会があれば多くの方に夜の工場景観を楽しんでほしい。昼も夜も船から見る八戸の景色はすてき」と乗船を呼び掛ける。