青森県階上町の観光団体「はしかみ観光ネットワーク」が現在、団体のロゴマークを募集している。
同団体は今年5月、さまざまな立場の人の声を地域振興に生かそうと発足。1964(昭和39)年設立の旧観光協会を発展的に解散させ、新たな組織を編成した。現在は53の個人・団体で活動している。会員は、企業、農協などの産業団体、個人、観光活動団体などさまざまで、今後は会員の連携を深めながら、情報発信力を強化していく。
発足後は、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムなどのソーシャルメディアを活用し、英語と日本語で情報を発信。今後はユーチューブでの動画配信も検討するなど、情報発信を強化する。
ソーシャルメディアを担当する階上町産業振興課主事のニコラス・スワンソンさんは、「バイリンガルで情報を発信することで、三沢市や八戸圏域の外国人の人たちにも発信したい」、同課副参事の大谷地尚子さんは、「階上の人が重要なハブになっていると思う。団体の設立によって、いろいろな活動をしている人が繋がってきている。」とそれぞれに語る。
募集しているロゴマークは、団体のソーシャルメディアのプロフィール写真や出版物、グッズなどに幅広く使われる。海、山、食、観光名所、人など、同町の魅力をイメージさせるロゴを募集。締め切りは10月1日。最優秀賞1点には賞金2万円と副賞として同町の特産品が贈られる。募集要項は、団体のソーシャルメディアアカウントで公開している。 ツイッターアカウント「はしかみ観光ネットワーク @HashikamiNet」
ロゴマークについて、スワンソンさんは「階上町への思いをロゴマークのデザインにしてほしい。たくさんの応募をお待ちしている」と呼び掛ける。