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青森県の魅力を歌で伝える 古屋敷裕大さんが動画配信

シンガーソングライター古屋敷裕大さん

シンガーソングライター古屋敷裕大さん

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 青森県南地方を中心に活動するシンガーソングライター古屋敷裕大さんが今夏、動画配信企画「あおもり百歌」をスタートさせた。

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 古屋敷さんは階上町出身で、現在も同町在住。東京都内の専門学校を卒業し、都内を中心に音楽活動を続けていた。7年程前に拠点を青森県に移し、地元をテーマとした楽曲を制作するなど、精力的に活動。地元階上町の「ふるさと大使」として、同町の観光PRも続けてきた。

 「あおもり百歌」は、県内の名所や穴場スポットなどでギターを片手に、無観客で弾き語りを披露する企画。コロナ禍が続き、イベント出演やライブなどの音楽活動に影響が出る中で「歌を通して青森県の魅力ある場所や好きな場所を発信しよう」と始めた。県内で撮影した動画をユーチューブに不定期で公開していく。

 現在公開されている3つの動画は、「八戸酒造の酒蔵」、「みろく横丁」、「八戸市営魚菜小売市場」で撮影。魚菜小売市場では「いさばのかっちゃ」の姿が映りこむなど、その場の雰囲気が感じられる動画に仕上がっている。自身の楽曲にこだわらず「その場に合う歌を選んで歌っている」という。

 今後は、八戸市中心街のマチニワ、階上町内の海岸などで撮影した動画の公開を予定。古屋敷さんは「できるなら、青森空港や三内丸山遺跡、弘前城でも撮影したい。コロナ収束後は実際にその場を訪れてもらいたい」と話し、県南地方にこだわらず、撮影範囲を下北や津軽に広げることも考えている。「青森県には魅力ある場所がたくさんあると思う。その場所と歌の魅力を一緒に感じてほしい」とも。

 古屋敷さんは10月23日と24日に八戸酒類(八戸市八日町)を会場にライブを実施予定。落語家の古今亭駿菊さん、音楽プロデューサーの茂村泰彦さん、歌謡歌手の浜ユウスケさんらがゲスト出演する。

 ライブの開演は23日=18時30分、24日=14時。チケットは3,500円。感染対策のため席数を30席に限定し、来場者にはマスク着用、 入場時の検温、手指の消毒を呼び掛ける。問い合わせは古屋敷さん(yashiki.info@gmail.com)まで。

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