ゲームを通してSDGsを学ぶワークショップ授業が1月13日、八戸市立東中学校(八戸市湊高台)で行われた。
SDGsとは持続可能な開発目標のこと。総合的な学習の一環としてSDGsを理解し、積極的な社会参画意欲の促進を図ることを目的に初めて行った。
当日は、同校1年生約120人が参加。地域創生企業「8」(尻内町)の協力でSDGs教育のための「2030SDGsカードゲーム」に取り組んだ。
同校1学年主任の北川善洋教諭は「これから答えのない世界を生きていく子どもたちが自分たちで考えて、自分たちで判断して、自分たちで行動できるような、その基礎的な部分がこの活動で身につけばと思い総合的な学習に取り入れてみた」と話す。
「2030SDGsカードゲーム」は、カードゲームによるSDGsの体感を通した本質的理解を図るための教育プログラム。小・中・高・大学などの学校での開催だけでなく、企業研修でも使われている。
同校で実施したゲームの内容は、1クラスを10グループに分け、2030年にそれぞれ与えられた目標の達成を目指し、どんな行動をするべきか、どんな事業を行うべきかなどを考察。生徒たちは難しい課題をよく考えながら、他グループとの情報交換もしながらゲームを進めていた。