米穀販売「ライケット」(八戸市荒町)が開発した青森県産の「青天の霹靂(へきれき)」と「つがるもち麦美仁」を使うパック商品「もち麦ごはん」の販売が2月18日、始まった。
同商品は青森県産の「青天の霹靂」と産地が中四国や九州に多く北は北陸までだったが品種改良や生産者の努力によって津軽地方でも作付けに成功した津軽産のもち麦のコラボで、長引くコロナ禍の中、外出する機会が減り家庭内で過ごす時間が増え、食生活の乱れや運動不足による健康面の不安、子どものみの在宅中の調理を心配する声などを受けて、「手軽に健康でおいしく」をコンセプトに開発した。
パックご飯は1パック150グラム入りで、1パックにつき食物繊維を3グラム摂取できる。8カ月保持できるので備蓄用にも使える。
同社常務取締役の河村泰輔さんは「もち麦の香りが香ばしく、白米ともち麦の色合いも良く、プチプチした食感もあり、そのまま食べてもおいしい。レンジアップ後にほぐしてお茶碗によそって食べるのがお薦め」と話す。「コロナ禍で今まで通りにいかない場面も多々あると思うが、食を通して簡単に健康においしく食べて元気になってもらいたい」とも。
価格は3パック入り=500円。ライケットオンラインショップ、青森県内各量販店、小売店などで販売する。