サッカーJ3・ヴァンラーレ八戸が八戸三社大祭の山車をモチーフにしたユニホームを製作し6月8日、発表会見が行われた。
八戸三社大祭の山車をモチーフにしたユニホームは昨年も製作。八戸三社大祭の神社行列と山車の合同運行が3年連続で見送りとなる中、八戸三社大祭を全国にPRしたいという思いから今年も製作した。
デザインははちのへ山車振興会の協力を得て、十一日町龍組で製作責任者を務める石橋元平さんが担当した。ユニホームは7月2日の松本戦からのホーム戦6試合とアウェー戦数試合で着用する。
8日の発表会見ではMF新井山祥智さん、GK蔦颯さんがユニホームを着用しお披露目した。ユニホーム売上金の一部は山車振興会に寄付する。
新井山さんは「昨年に引き続き三社大祭のユニホームを作ってもらい、うれしく思う。改めて、地域を背負ってより一層戦っていくことを再確認できた」と話し、蔦さんは「昨年に引き続きこのユニホームと共に戦えることを感謝している。このユニホームを背負って一試合一試合全力で戦えるように日々精進していきたい」と意気込む。
ヴァンラーレ八戸社長の下平賢吾さんは「八戸にとって大きな存在の三社大祭の山車運行が中止になってしまう中、何かできることはないかと話を持ちかけた。私たちも地域の大きなものを背負って戦える喜びと使命感と強い意志で戦い抜きたい」と話す。
価格は、背番号・ネームなし=1万8,150円、背番号・ネームあり=2万1,450円。オンラインショップなどで販売している。