販売できなくなった制服の生地を用いてのリメークワークショップが7月23日、学校制服のリユースショップ「さくらや八戸店」前(八戸市小中野5)で開かれた。
八戸地域の私立高校では制服デザインの変更サイクルが公立高校と比較して早く、以前のデザインの制服は商品として販売できなくなる。店長の池田理知子さんは「違う形に制服をリメークすれば思い出も残る」と考えワークショップを思い立った。夏休み期間中ということもあり、学生も手軽にできる内容にした。
店舗前のテントに細く断ったはぎれを用意。参加者がリメークに取り組むと数分でシックな色調のシュシュやロゼットへ生まれ変わった。「制服は生地がしっかりしているので、でき上がった作品も手作りとは思えない仕上がり」と池田さん。「参加いただいたお客さまに、いい取り組みだと言ってもらえてうれしい」と話す。