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八戸三社大祭で市民参加型の特別行事 共同製作山車の運行や小型山車の展示も

八戸市庁前で小型山車の展示作業が進んでいる

八戸市庁前で小型山車の展示作業が進んでいる

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 八戸の夏の風物詩「八戸三社大祭」が7月31日から開かれる。

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 八戸三社大祭は青森県の祭りの中で唯一ユネスコ無形文化遺産に登録される県を代表する祭りの一つ。「令和元年青森県観光入込客統計」によればコロナ直前の2019年は約145万人の入り込みがあった。コロナ禍に見舞われた2020年、2021年は、みこし・山車・郷土芸能が八戸市中心街を練り歩く行列などの恒例行事を見送る一方で、神明宮、長者山新羅神社、おがみ神社での例祭・祭典は執り行われてきた。

 今年は例祭・祭典に加え、八戸三社大祭運営委員会、はちのへ山車振興会、八戸青年会議所などが実施する市民参加型の特別行事が行われる。

 7月31日は、17時から19時まではちのへ山車振興会制作の大型山車1台、虎舞、華屋台の運行が八戸市中心街で行われる。11時から16時までは、はちのへホコテン実行委員会主催の歩行者天国イベント「はちのへホコテン」も実施される。

 例年祭りに参加している27組の山車組は小型山車を新たに制作。期間中毎日9時から20時まで八戸市庁前市民広場に展示される。

 市民広場では8月3日・4日、八戸青年会議所主催の「おまつり体験パーク」を実施。太鼓や囃子の体験や縁日ブースなどを設置する。

 このほか、期間中は各山車組によるおはやしや郷土芸能団体による舞の披露が、八戸まちなか広場マチニワや市民広場で予定されている。

 各実施団体は、基本的な感染症対策の徹底を呼びかける。7月31日の運行ではレジャーシートなどでの場所取りを禁止する。

 八戸三社大祭は1721年の発祥から昨年で300年を迎え、明治時代に3つの神社による大祭となってからは130年以上続く伝統行事。祭り期間に山車が中心街を練り歩くのは3年ぶりとなる。27組の山車組で組織するはちのへ山車振興会の小笠原修会長は「やっとわれわれも祭りに関わることができる時期が来たことをうれしく思っている。長い間続けてきた祭り。この3年は失われた部分が大きかった。来年こそ笑顔で参加者が戻り、盛大に祭りができるように頑張っていきたい」と話す。

 八戸三社大祭運営委員会の塚原隆市会長は「感染の広がりを踏まえて県や各団体との確認を取りながら、いかに安全に開催できるかに注意を払っている。祭りを次につなぐために、初めてのやり方で特別企画という形で実施することにした」と開催への理解を求める。

 8月4日まで。

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