八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)が現在、4階ものづくりスタジオの入居者を募集している。
八戸市が運営する地域観光交流施設のはっちでは、館内のにぎわい創出とものづくりの振興を目的とした「ものづくりスタジオ」を設けている。
「ものづくりスタジオ」は入居型の工房兼ショップで、これまでフードやクラフトなどのものづくりに関する制作・販売のスタジオとしての活用を入居の条件としていた。今夏は、施設の交流拠点としての機能を充実させるため、新たに条件を拡大し「コミュニティービジネス」による活用も含めて入居者を募集する。
コミュニティービジネスとは、地域課題の解決に「ビジネス」の手法で取り組むもの。地域の人材やノウハウなどを活用することにより、地域における新たな創業や雇用の創出、働きがいなどを生み出し、地域コミュニティーの活性化につながる取り組みを行う。地域課題テーマは、まちづくり、居場所づくり、高齢者や子育て支援、食や農業などを想定する。
同館スタッフの工藤秀紀さんは「はっちや中心街を一緒に盛り上げてくれる方からの応募をお待ちしている。興味のある方は気軽に問い合わせてほしい」と呼びかける。
募集店舗数は2店。スタジオ使用料は月額1万4,300円。申し込み締め切りは9月20日。