![館鼻漁港で行われた八戸花火大会](https://images.keizai.biz/hachinohe_keizai/headline/1661496087_photo.jpg)
八戸の夏の夜空を彩る風物詩「東北新幹線八戸開業20周年記念 第42回八戸花火大会」が8月21日、館鼻漁港(八戸市新湊)で開かれた。
昨年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で冬の開催だったため、夏の花火大会としては2年ぶりの開催となった。露店も3年ぶりに約80店出店した。
新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、密を防ぐために来場者を制限したことから、プログラムも離れた場所でも楽しめるよう尺玉を中心とした構成で約6000発を打ち上げた。大会の模様はユーチューブでリアルタイム配信した。
東北新幹線八戸開業20周年にちなみ新幹線の車両のカラーを模した作品や、安穏と平和を願う鳳凰(ほうおう)を表現した荘厳な作品、毎年1発ずつ増えていく大玉42連発など、花火で夜空が染まるたび会場から大きな歓声が上がった。
大会委員会会長の石橋伸之さんは「花火を通して少しでも皆さんの心の中に『彩り』を感じてもらえたならうれしい」と話す。