八戸の「名店」の味を集めた弁当「口福(こうふく)あつめ」を11月16日~18日の3日間、八戸日本料理業芽生会が数量限定で販売する。
同会は八戸に店を構える料理店を中心に7店舗で組織。「口福あつめ」は長引くコロナ禍で飲食店が苦境に立たされる中で飲食店の味をテイクアウトで楽しんでもらおうと、昨年初めて販売。客足が戻り始めた今年は販売を予定していなかったが、昨年利用した客からの「今年もやってほしい」との声に応え販売に踏み切った。同会では「外食を控えている家庭の団らんや、年配の人、忘年会を予定していない会社などに幅広く活用してほしい」と呼びかける。
日本料理おはな(八戸市十三日町)の「おはな鶏唐揚」のほか、割烹銀波(岩泉町)と澤内醸造(柏崎)のコラボによる「県産ローストビーフ 澤内醸造八戸産ぶとうメルローのソース」をはじめ、裏町しはん(六日町)、割烹金剛(鷹匠小路)、日本料理ぼてじゅう(鷹匠小路)、八戸パークホテル(吹上)など人気店のメニューを組み合わせた。今年新たに入会した八戸パークホテルは「特製エビのチリソース煮」を提供する。
「おはな」店主の竹中亨考会長は「今年は八戸パークホテルが入会し、メニューに中華を追加した。原材料価格が上がる中、地元の良い食材を良い味で提供しようと各店が努力した。今年好評であれば、(今後も)同じような企画を考えていきたい」と語る。
価格は5,000円で、現金払いのみ。各日限定50個。事前予約制。予約・受け渡しは割烹銀波(TEL 0178-22-2426)で受け付ける。