八戸市中心街の冬の風物詩となっている「八戸ポータルミュージアムはっち」と「八戸まちなか広場マチニワ」(以上、八戸市三日町)のイルミネーションが始まり、クリスマスのムードが高まっている。
はっちのイルミネーション点灯は、2011(平成23)年の開館当初から中心街のにぎわい創出事業として行っている恒例行事。11月26日はイメルダ幼稚園(柏崎4)の園児たちによるクリスマスツリーの点灯式が行われ、保護者や関係者が見守る中でイルミネーションが点灯した。
今回は、館内の「はっちひろば」に恒例のピンク色の電飾が輝くクリスマスツリーを設置するほか、外壁の大通り側と駐車場側に色とりどりのイルミネーションをともし、中庭の「はっちコート」には高さ11メートルのケーブル64本、約6000個の電球を装飾。中庭は出入り自由で、フォトスポットとして楽しむことができる。外壁のライトアップは日替わりで色やパターンが変わる。
マチニワでは天井から青・水色・シルバーなどのバルーンを飾り、中央のモニュメント「水の樹」を取り囲むように演出。12月19日からはトナカイとソリのフォトスポットも用意する。
両施設を運営する「はっち」の職員・前田健太さんは「天気や時間で見え方が変わる。外壁は日替わりで色が変わるので、訪れる度にクリスマスの雰囲気をを楽しんでほしい」と呼びかける。
マチニワでは12月25日13時から、飾り終わった風船を子どもたちにプレゼントする企画を行う。前田さんは「バルーンは大きいので驚かれることも多い」と笑顔を見せる。
点灯時間は、はっちコート=21時まで、クリスマスツリーと外壁=24時まで、マチニワ=23時まで。12月25日まで。