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八戸酒造が左右反転ラベル「裏男山」「裏八仙」を発売 八戸えんぶりに合わせ

「裏男山」「裏八仙」

「裏男山」「裏八仙」

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 八戸酒造(八戸市湊町)は2月18日、冬の祭り「八戸えんぶり」に合わせ、日本酒のブランド「陸奥男山」「陸奥八仙」のラベルを左右反転させた限定酒「裏男山」「裏八仙」を発売する。

八戸酒造の限定酒「裏男山」「裏八仙」

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 「裏男山」は同社が通年で製造する「陸奥男山超辛純米」を使用。「スッキリとしたシャープな辛口」が特徴で、刺し身、唐揚げ、中華料理などに合うという。「裏八仙」は、精米歩合50%の青森県酒造好適米「華想(おも)い」を使用。「華やかな香り」「品のある味わい」「バランスの良さ」が特徴で、「大きめのワイングラスで飲むとより香りのふくらみが感じられる」という。いずれも製造の過程で「火入れ」を行わない生原酒。同社の駒井秀介専務は「本来は酒蔵でしか味わえないような、搾りたてのフレッシュさとすっきりとした後味を楽しんでほしい」と呼びかける。

 2009(平成21)年、東京都内の酒販店の呼びかけで、「品質の良い日本酒を手頃な価格で楽しんでもらおう」と「裏八仙」の製造を開始。好評を受け、2011(平成23)年には「裏男山」の製造も始めた。企画が終了した後も独自に改良・製造を続け、現在は搾りたての純米大吟醸を瓶詰めした生原酒にこだわる。発売当初は左右が反転したラベルを見た消費者から「印刷のミスではないか」などの問い合わせもあったというが、現在では八戸えんぶりの時期に合わせた2月の定番商品として「固定ファンも増えた」という。

 3年ぶりの八戸えんぶり開催を受け、八戸市内では祭り初日の17日に先行発売。関連企画として17日・18日・20日、同社の「煉瓦蔵」でえんぶり公演イベント「蔵えんぶり」を予定する。えんぶりの披露、酒・甘酒の提供、裏男山・裏八仙の販売などを行う。

 駒井専務は「店頭で見かけたら、ぜひ手に取って味わってほしい。蔵でのえんぶり公演にも遊びに来て、酒を楽しんでほしい」と呼びかける。

 価格は、裏男山=1800ミリリットル3,300円・720ミリリットル1,870円、裏八仙=同4,400円・同2,310円。1800ミリリットルは各2000本、720ミリリットルは各3000本限定。青森県内の主な酒販店、全国の同社特約店、同社直売所、オンラインショップで扱う。直売所は、2月=日曜定休、3月以降=土曜・日曜定休。蔵えんぶりは予約制。入場料は大人500円、20歳未満無料。

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