八戸の館鼻岸壁で営業する「浜のスーパー 漁港ストア」(八戸市新湊)が監修したカップラーメン「漁港ストア監修醤油ラーメン」を2月7日、「ローソン」が発売した。青森県内の227店舗で販売する。
300店以上がひしめく「館鼻岸壁朝市」で知られる館鼻漁港で営業する同店。1974(昭和49)年に創業し、「岸壁で演歌流れる憩いの場」として市民に親しまれている。提供するそば、うどん、ラーメンは、たれを含め全て自家製だという。
ローソンは同店のメニューのうち、「人気2位」の「海鮮風支那そば」に着目。「昔懐かしい優しい味わい」をコンセプトに、20回以上の試作を重ねてカップラーメンを完成させた。スープはイカ、煮干しなどのエキスを加えた「うまみと風味豊かなしょうゆ味」。麺は「中細で歯切れいい麺」を合わせ、具材にイカ、ネギ、なると、ワカメ、揚げ玉を採用した。
発売日の7日、同店から近い「ローソン八戸夢の大橋店」(湊町)の店先には屋外特設ブースを設置。待ちわびた地元客が列を作りにぎわった。
販売を担当したローソン青森東支店の志賀勇太さんは「八戸には人気のラーメン店が数多くあるが、長く八戸で根付いている漁港ストアを選んだ。1個だけでなく2個、3個と購入する人がほとんど。まとめ買い用のセット販売もしている。2月20日までの期間限定販売だが、商品がなくなり次第終了する。早めの購入をお勧めしている」と話す。
価格は295円。販売は2月20日まで。