定席寄席「とわだ演芸場」が5月3日、十和田市中心部の東三番町にオープンする。
喫茶店として使われていた空き店舗を演芸場に改装。現在はプレオープン中で、5月3日から本格的に営業する。毎月1日~7日に寄席を開くほか、音楽ライブやワークショップなど、幅広い分野で活用していく予定。店内は喫茶店の内装をそのまま残し、テーブルゲームやボックス席など「昭和を感じさせるレトロな客席」とした。イベントが開かれない日は休憩所として開放する。
経営するのは故・初代林家三平さんの最後の弟子の林家とんでん平さん(札幌市在住)と、十和田で社会人落語家「馬はなし亭呑助(のみすけ)」として活動する遠田(えんた)康久さん。2人は以前からさまざまな落語会で共演しており、「十和田で何か面白いことをしたい」と話し合い、共同経営に至った。遠田さんによると、定席寄席ができるのは青森県で初めてだという。
遠田さんは「たくさんの人に来てほしい。気軽に人が出入りし、自由に休んでもらえる場所になれれば」と呼びかける。
5月3日の「こけら落とし」では、とんでん平さん、2代目・林家三平さんの落語会を開く。14時開演。入場料は3,500円。
開放時間は11時~18時。月曜定休。