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十和田に海外のコーヒー豆を提供する「エイサー」 沖縄販売機も設置

「eisa-COFFEE ROASTER-(エイサーコーヒーロースター)」の店内

「eisa-COFFEE ROASTER-(エイサーコーヒーロースター)」の店内

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 コーヒー・焙煎(ばいせん)豆・沖縄のグルメをテイクアウト・自販機で販売する「eisa-COFFEE ROASTER-(エイサーコーヒーロースター)」(十和田市東十二番町)がオープンして、6月20日で2カ月がたった。

沖縄自販機

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 障がい者の支援活動を行う「共生の杜」(三本木)の多機能型事業所「マジュン」(東十二番町)が運営する同店。利用者の活動の一環で取り組む。

 マジュンは沖縄の方言で「一緒」を意味する。同施設の三浦新堂(しんどう)理事長が、沖縄が好きだったことからカフェの店名も沖縄にちなみ「エイサー」と名付けた。駐車場には「沖縄自販機」を設置。「海ぶどう」「らふてぃ」「サーターアンダギー」など、三浦理事長が薦める「沖縄名物」を24時間販売している。店内では「沖縄紅イモ」「塩ちんすこう」「沖縄黒糖」など12種類のカップアイスをそろえる。

 スタッフ「一押し」のコーヒーは「コピ・ルアク」。スタッフがインドネシアの農家に足を運び、現地で直接仕入れた生豆を使用。豆は一粒一粒選別し、事業所内で焙煎・販売を行う。コピ・ルアクは「産出量が少なく、希少性が高い」という。就労支援員の市川哲平さんは「現地さながらの独特で豊かな香り・味のコクを味わってほしい」と話す。

 三浦理事長・スタッフがセレクトしたコーヒーも販売。現在、店に並ぶ豆は8種類。数は仕入れ状況によって変動する。粉砕済みのドリップ用コーヒーは「ちょっとしたプレゼント用や贈答用にも」と市川さん。沖縄自販機でも販売し、営業時間外でも購入できるようにした。

 市川さんは「カフェは福祉事業として運営している。利用者がコーヒーや仕事に関心を持ち、やる気につながれば」と話し、「福祉事業所でもおいしいコーヒーを出せるということが広まればうれしい」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~16時。土曜・日曜定休。

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