![館鼻公園の階段に咲くアジサイ](https://images.keizai.biz/hachinohe_keizai/headline/1688720738_photo.jpg)
八戸の館鼻公園(八戸市湊町)で名物となっている約400株のアジサイの花が見頃を迎え、訪れた人の目を楽しませている。
東日本大震災の記録を展示する施設「みなと体験学習館みなっ知(みなっち)」、八戸港・街並みを一望できる「ぐれっとタワーみなと」などを併設する同園。園内に咲くアジサイは「みなっ知」が管理。
7月上旬、公園下の駐車場から続く階段の両脇に植えられたホンアジサイ約400株、ガクアジサイ約10株が満開を迎えた。公園の上からはアジサイと一緒に新井田川、八戸大橋が見え、この時期ならではの景色を一望できる。
見頃は例年7月上旬~中旬。今年は開花が早く、6月下旬に花が咲き始めた。同館の岩舘美也子さんによると、天候次第で見頃は変化し、「30度を超える日は少し元気がないが、雨が降ると復活する」と話す。「6月中旬になると様子を見に来る人が増え、7月最初の土日はすれ違うことができないほどにぎわっていた」とも。
平日の7月4日も市民が訪れ、花を観察したり写真を撮ったりするなど、思い思いの時間を過ごしていた。
岩舘さんは「階段から見るアジサイはとてもきれいで、写真の撮影スポットになっている。短い期間だが、ぜひ見に来てほしい」と来園を呼びかける。「アジサイの観察の後は『みなっ知』にも立ち寄ってほしい」とも。