JR八戸線を走るレストラン列車「TOHOKU EMOTION(東北エモーション)」の運行開始10周年を記念したイベント「TOHOKU EMOTION CAFE」が8月2日・3日、八戸駅で開かれる。
「TOHOKU EMOTION CAFE」で提供するアソートプレート(写真提供=JR東日本盛岡支社)
JR東日本盛岡支社などでは「10周年イヤー」を盛り上げようと、4月に「10周年ヘッドマーク」を付けた車両の運行を開始。8月2日・3日に行う同イベントでは、申し込み不要で車内での飲食を体験できる。同駅1番線に停車した車両で、復路で提供するデザートのアソートプレート・ソフトドリンクを提供。アソートプレートには、チーズケーキ・ムースフレーズ・抹茶味のアイスクリームを用意する。TOHOKU EMOTIONを利用したことがない人にも体験の機会を提供しようと企画した。
福島の「刺し子織り」、青森の「こぎん刺し」、岩手の「南部鉄」など、東北地方の伝統工芸を施したインテリアの車内から三陸海岸の景色を眺め、フレンチ・イタリアンなどの食事が楽しめるTOHOKU EMOTION。2013(平成25)年10月19日の運行開始から間もなく10周年を迎える。運転士の玉山悠人さんは「車内から蕪島が見える位置があり、景色を見てほしい」、佐藤大幸さんは「運転台の後ろから、運転士が見ている景色を楽しんでほしい」、小笠原顕悟さんは「号車によって内装のデザインが異なる。イベントで停車中の列車を見た後は、走行しているTOHOKU EMOTIONにも乗車してほしい」と、それぞれ話す。
開催時間は10時30分~13時20分。メニューは1,000円で提供。両日、10時10分ごろから同駅在来線改札口付近で利用証を配布する。入場券不要。