三戸出身のMIYUU(みゆう)さんがプロバスケットボールBリーグ2部「青森ワッツ」の公式チアダンスチーム「ブルーリングス」の2023~2024年シーズン・キャプテンに就任し、10月で3カ月がたつ。
青森ワッツのホーム戦への来場を呼びかけるRUIさんとMIYUUさん
ブルーリングスは試合会場で観客を迎え、青森ワッツ応援のチアダンスを披露する。三戸出身のMIYUUさんは2020年から所属。在籍4年目を迎えた今年7月、4代目のキャプテンに就任し、後輩の育成、青森ワッツの広報活動などに取り組んできた。
チアダンスの経験はなかったというが、幼少期から中学校卒業まで取り組んでいたバトントワーリングの経験から同チームと出合い、加入した。同チームディレクターのRUIさんは「(MIYUUさんの)これまでの活動を見て、メンバー一人ひとりの特徴を捉えて接することができると感じた」と話す。
MIYUUさんは「バトントワーリングとチアダンスは違った。チアスピリットによって誰かを応援するのは初めてだった」と振り返り「今までは自分のパフォーマンスをよくしようとRUIさんに付いて頑張ってきたが、これからはチームをまとめ、後輩に自分の経験を伝えていく役。ただ踊っているだけではだめ」と笑顔を見せる。
キャプテン就任後初となる地元での試合は10月28日・29日、八戸市東体育館(八戸市湊高台8)で行われる。MIYUUさんは「今シーズン、八戸での試合は来年1月の試合を含めて4回しかない。地元の人はぜひ会場に来てほしい。南部地方のブースターには、私たちの存在があって良かったと思ってもらえるよう頑張りたい」と意気込む。