「高校生カフェ えすぽわーる」が十和田市観光物産センター(十和田市稲生町)にオープンして3カ月がたつ。
十和田市在住の高校生で組織するまちおこし団体「十和田高校会議所」がプロデュースを手がける同カフェ。運営は、「十和田バラ焼き」を通じて地域振興に取り組む団体「ラビアンローズ」(西二番町)。「街中ににぎわいを増やしたい」「街の中心部に活動拠点を持ちたい」という高校生の提案から出店した。
「ラビアンローズ」代表の畑中宏之さんは「地元高校生が開発した『とわだ米粉クレープ』は、十和田産の米を使った生地がモチモチで食べ応えがある。米粉と長芋を使い、グルテンを含まない点もこだわり」と話す。クレープメニューは、十和田バラ焼きを入れた「十和田バラ焼きクレープ」、十和田産ブルーベリーやリンゴを入れた「とわだりんごクレープ」「ブルーベリーあんこクレープ」、「季節のオリジナルクレープ」など。
十和田産の果物を使った「ブルーベリースムージー」「とわだりんごスムージー」「季節のオリジナルスムージー」なども販売する。畑中さんは「果物がフレッシュでおいしく飲みやすい」と話す。
12月はカボチャ、長芋などを使った「季節のオリジナルスープ」を販売した。「かぼちゃスープは素材の甘みを生かし、大人も子どももおいしく食べられる。長芋のスープはうま味が感じられ、コショウを加えることでひと味違う味が楽しめる」と畑中さん。
「自分たちの街を自分たちで元気にしようという高校生の思いを感じながら、世界に誇れる十和田産食材を使ったクレープや飲み物を味わってもらえたら」とも。
営業時間は金曜~日曜=11時~17時。