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八戸の「うみねこ演劇塾」が演劇公演 幅広い年代が南部地方の物語を披露

ジュニア塾に参加するメンバー

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 市民が演劇を体験する「うみねこ演劇塾」の公演が1月6日、八戸市公会堂(八戸市内丸1)文化ホールで開かれる。

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 同館指定管理者の「アート&コミュニティ」が演劇の経験がない市民にも演劇を楽しんでもらおうと企画するうみねこ演劇塾。毎年行う公演は八戸市公民館(同)の柾谷伸夫館長が指導・演出を務め、小学生からシニア世代まで幅広い世代の参加者が出演する。11回目を迎える今回は、小学生~高校生による「ジュニア塾」と60歳以上の「シニア塾」に分かれ、それぞれ練習の成果を披露する。

 第1部はシニア塾に参加する11人の市民が出演。最年長の参加者は84歳。青森県南部地方の昔話「南部昔コ(むかしこ)」から「欲たがり婆様(ばさま)が屁(へ)よたれだ」「サルどカニの話」「殿様どそばはっど」「おわりのお話」などを披露する。柾谷さんは「来場者も南部昔コを楽しめる演出がある。どのように楽しむかは当日のお楽しみ」と笑顔を見せる。

 第2部はジュニア塾に参加する小学生~高校生15人が「ウ―と仲間たち 冒険への旅立ち」と題した演劇を披露する。餌を探す生活をしているウミネコの主人公「ウー」と仲間たちが、青森県六ケ所村に冒険の旅へ出ようと、飛び方や魚の取り方を練習する場面から物語が始まる。

 柾谷さんは「早いもので11回目。第1回に出演した子は大学生になる。ジュニアのさまざまな活躍や成長が見られるのは楽しく、シニアの人が年齢に負けず頑張る姿には感動する。舞台を見てほしい」と呼びかける。

 開演時間は13時30分。料金は前売り=600円。八戸市公会堂、南郷文化ホール(南郷市野沢)、八戸ポータルミュージアムはっち(三日町)、ラピア(江陽2)、八戸市民劇場(番町)で扱う。当日券の販売は行わない。

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