生きたアナゴを恵方巻きに見立てて展示する企画「アナゴの恵方巻水槽」が現在、水産科学館マリエント(八戸市鮫町)で行われている。
2月3日の節分に合わせ企画。水槽内に設置したのりと酢飯を模した筒にアナゴが入り込むと「生きた恵方巻き」に見えるという趣向。同館の潜水士・中屋敷一刀さんによると、恵方巻きの食材にも使われるアナゴには狭い場所に隠れる習性があるという。体長50センチほどのアナゴは筒にぴったりと収まり、顔をのぞかせることもある。「アナゴが生きたまま恵方巻きになっている」「筒から顔を出すとかわいい」と来館者の注目を集めているという。
中屋敷さんは「季節ならではの展示とアナゴの面白い習性を楽しんでほしい」と来館を呼びかける。
2月3日まで。
同水族館の開館時間は9時~17時。観覧料は、一般=300円、高校生=200円、小中学生=100円、65歳以上=150円。