打楽器の演奏体験とジャズ演奏を楽しむイベント「お昼のジャズライブ・ワークショップ」が2月23日、カフェ「マデッコハウス」(八戸市市川町)で開かれた。
八戸市・三沢市・十和田市などでジャズピアノの演奏活動に取り組む安田美央さんが企画。生後1カ月~小学6年生の子どもを含む10人が、同店が提供するランチを食べながら、ピアノ、ギター、ベース、ドラムの編成で演奏される「星に願いを」「いつか王子様が」「アンダー・ザ・シー」などの映画音楽や「春の小川」「早春賦」などの唱歌に聞き入った。演奏後は打楽器ワークショップがあり、参加した親子と出演者が一緒になって、タンバリン、鈴、ギロなどの演奏を楽しんだ。
娘や息子と参加した女性は「ジャズが分からなくても、素直に音楽を楽しめた。育児の息抜きとしても良い時間だった」と話す。
自身も家族で楽器演奏を楽しんでいるという安田さんは「南郷ジャズフェスティバル実行委員会」の委員としても活動する。南郷地区で7月27日に開催する「南郷サマージャズフェスティバル」で予定する市民参加型企画の参考にしようと今回、個人的に開いたという。
安田さんは「子どもたちは打楽器を使って私たちが考えてもいなかったような表現をしてくれた。南郷ジャズには多くの市民に参加してほしい。今回のワークショップを行ったことで、南郷ジャズでの企画が楽しくなりそうな確信が持てた」と笑顔を見せる。