青森県産の果汁を使った果実酒「AOMORI JUICY LAB(アオモリジューシーラボ)」の販売が4月12日、始まる。
八戸酒造(八戸市湊町)の製品。2022年に初めて発売した。今回が第2弾。果物の香りや味をより長く楽しんでもらうために火入れ処理を2回行い、品質を安定させた。商品は、青森県産の王林、白桃、南部町産の洋ナシ「ゼネラルレクラーク」の果汁に酵母を加えて発酵させた果実酒3種類。JAアオレン(弘前市)と共同開発した。普段は酒を飲まない人にも飲んでもらおうとアルコール度数3%のスパーリングタイプとし、果物の味や香り、発泡の感覚が楽しめるようにした。
「青森県のいろいろな果物を知ってほしくて開発した」と杜氏(とうじ)の駒井伸介さん。「冷やして飲んでもロックで飲んでもいい。皆さんで乾杯して、果物の味や香りを楽しんでほしい」と話す。
容量は各500ミリリットル。価格は各1,800円。同社の直売所のほか、青森県内の酒販店で販売する。